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人事評価制度と経営戦略(2/4回目)~★経営戦略の中心に社員の自己実現目標を据える

2016.10.12.

以前のコラムでも紹介しましたが・・・
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●「人材育成戦略は経営戦略の一環として設定するが、その実践にあたっては
一歩も二歩も先んじて実践する」
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ことが大切です。
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人材育成戦略は会社の経営戦略実現のための手段として整理するものです。
そしてこの人材育成戦略を補完する手段として社員の自己実現目標があり
ます。
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要するに、経営戦略実現の手段としての人材育成戦略、人材育成戦略実現
の手段としての社員自己実現目標があるのです。
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ちなみに自己実現とは、2年後・3年後・5年後・・・といった先々の
目標達成もさることながら、日々の業務やプライベートに関しての目標
達成(達成感・充実感)も含まれます。
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ところで、この発想を180度変えるとどうでしょうか。
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すなわち、経営戦略も人材育成戦略も、社員の自己実現をサポートする手段
として機能させるという発想です。
経営戦略の中心に社員の自己実現目標を据えるのです。
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但し、だからといって会社の業績目標や社員のスキルアップを疎かにする
という意味ではありません。
業績数値の獲得もスキルアップも徹底してこだわることは当然です。
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しかし一方で、社員のモチベーションの源泉は何かををキチンと理解し、
モチベーションアップのための環境や施策を会社として準備することも
とても大切です。
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そして、これらの会社としてのサポートは社員の自己実現目標と直結します。
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自分の自己実現目標の実現を目指して、「強烈にモチベートされた人材」、
「仕事に生きがいを感じ仕事を楽しめる人材」、「人生の可能性にチャレンジ
できる人材」がいて、これらの社員の仕事ぶりを公平感ある評価と改善支援
でサポートできれば、人も組織も必ず活性化するはずです。
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そして、人材育成が実現し高付加価値企業へと大きく前進できるはずです。
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繰り返しになりますが、人材育成戦略は経営戦略の一環として設定しますが、
その実践にあたっては一歩も二歩も先んじて実践することが大切です。
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そしてその実践に向けたモチベーションとスキルを、自己実現目標の存在を
通じて大いに醸成・向上して頂きたいものです。

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